SDGsへの貢献

日本の技術で地球環境を守る!

2015年9月、ニューヨーク国連本部で開催された「持続可能な開発サミット」において世界の平和や貧困等を撲滅するために2030年までに達成するSDGs(持続可能な開発目標)17の目標が掲げられました。現在、日本はもとより世界各国で様々な取り組みが始まっています。

都市油田という資源を有効に活用することで生まれるSDGsへの貢献

現在日本では年間約900万トンの廃プラスチックと年間約103万トンの廃タイヤが排出されています。これらを単純に油化換算すると約761万キロリットルとなり、その量は日本の年間原油輸入量6197万キロリットルの約12%に相当します。また西欧諸国で廃棄された廃タイヤは東南アジアに送られたのち現地で燃やされ刺激臭のある煙が立ち込める中煤で真っ黒になりながら低質油を生産しており、作業場の周辺地域では燃やした残渣に含まれる微粒子炭素や粉じん・油脂による大気汚染や土壌汚染、目やのどの炎症、呼吸困難や気管支炎などの呼吸器系疾患の増加といった人的被害も確認されています。国連の関税データによれば、東南アジア諸国の廃タイヤの輸入取引は2015~16年頃から倍増しています。
今後は廃タイヤや廃プラスチックを運搬という費用とエネルギーをかけず自国内で油化処理を行い資源として再利用していく、他国で処理をするのであれば処理国の環境を壊すことなく、人々が安全に困窮することなく携われるよう安全性が高く経済性のある環境負荷の少ない技術を提供することでSDGsの取り組みに貢献しています。


SDGsの目標達成に求めれる貢献

近年、世界的に地球温暖化対策の議論が進む中、温室効果ガス削減に向けた具体的行動が強く求められており、また、廃プラスチックの不法投棄や埋め立ての問題、海洋汚染等の問題解決にも国際的な取り組みが行われていることから、2017 年以降、諸外国による廃プラ輸入規制が相次ぎ、現在日本国内でも年間 100 万トンを超える廃プラスチックが行き場を失っており、廃タイヤにしろ廃プラスチックにしろ自国内で処理し再利用化するための新たな取り組みが必要不可欠になっています。このような背景の中、海洋を含めた不法投棄廃プラスチックの回収や埋め立ての掘り起こし回収された廃タイヤや廃プラスチックの油化処理が今後、第 4 のリサイクル方法として、環境的にも経済的にもそして社会的にも継続可能な取組みとしてSDGsの17目標の達成に貢献しています。

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