「農PO」と呼ばれる農業用マルチシートは石油に戻すことができます。

　環境にやさしい「生分解性シート」は使用後の処理が楽ですが値段が高いのが難点です。「農PO」は価格が安いですが、産業廃棄費用が掛かるのと廃棄時に土砂を落としたり、乾かしたり、作物残渣を取り除いたり、束ねたりと手間がかかるのが難点です。
　油化装置は「農PO」を熱分解で一度ガス化してから液体の燃料にするため、土砂がついていても、濡れていても、作物残渣が多少紛れていても処理することができます。　
　油化して出来た燃料は「重油」や「軽油」相当燃料として農機の燃料やハウスの冷暖房用の燃料として利用することができます。
　処理費用は産廃費用の約1/2、油化油の価格は、原油価格の変動に左右されない安定した価格で提供できます。つまり産廃費用と燃料代をダブルで削減できる作物の生産コストに直結するコストダウンを実現できるシステムです。
　
　ポリオレフィンシートなどのポリオレフィン・ポリエチレン素材の他にも、キノコの廃培地ポットなどのポリプロピレン材、発泡スチロールや断熱材などポリスチレンなど、油化可能な農業資材は多岐に渡りますので一度ご相談ください。
資料等もございますので、是非詳細についてお問い合わせください。

　農業用マルチシート油化リサイクルモデルについて